ベースラインの作り方 ウッドベース エレキベース 両対応 Lesson2Step8 増4度から完全5度へのアプローチ

ベースラインの作り方

ウッドベース エレキベース両対応

Lesson2Step8増4度から完全5度へのアプローチ

| HOME | Lesson2 | Step8 |  

2016-09-16  

第5音に完全5度を持つコードでも減5度を使ってみる

これまでの練習でコードの第5音が完全5度か減5度かの区別は自由に出来るようになったと思います。

ここからの練習では第5音が完全5度のコードで減5度の音を使います
CとGbの関係が減5度音程と呼ばれる物です
ところが今回はCとF#の関係に置き換えて考えます。
CとGbは減5度ですがCとF#は増4度と呼ばれます。
この辺が音楽のめんどくさい所ですね
一つのコードの中にふたつの5度が存在することはあり得ないので
減5度のおとは増4度に置き換えて考えるんです
そのめんどうな増4度のおとから完全5度のおとにアプローチする(つなぐ)練習をしましょう。

簡単に言えば第5音の半音下もつかう・・・とただそれだけのことです。

拍には強拍弱拍というものがあります
4拍子の場合には1.3拍が強拍2.4拍が弱拍です

モノを数える時を想像してみて下さい
一つずつ数えると時間がかかります
2個ずつ(1.3拍で)数えたら半分の時間で
4個ずつ(1小節で)数えたら4分の1の時間で数えられますが、間違える可能性(はしったりもたったり)も高くなりますね、どんぶり勘定な可能性が高くなります
拍を数えるには演奏者は細かく数えるべきですが、お客さんは細かく数えません、でも楽しくなってくれば手拍子がはいるかもしれません
その手拍子しやすい場所が強拍です

ベースラインを作る上でその強拍部は大事です
強拍部にコードトーンを持ってくるとコード感を崩さずに演奏することが出来ます。

下のエクササイズは1拍め(強拍)にルート3拍目(強拍)に第5音をおき
2拍目(弱拍)に第5音の半音下(増4度)を置いています
必ず第5音の半音下から第5音にアプローチするようになっています

この増4度の音はコードからも音階からも外れた音である可能性が高いです
単純に第5音にアプローチしたい音として使用可能です。

テンポ60〜160くらいで
音名(英語名)を歌いながら練習してみよう

Fをルートに持つコード
Exercise79.pdf
2小節目の3.4拍では第5音とルート音を4指で
3小節目ではオクターブ上のルート音を4指で押さえています
新しい形です。
ルートとオクターブ上のルートは1と4の指で押さえるのが基本です。

Bbをルートに持つコード
Exercise80.pdf
エレキベースの人は2小節目と3小節目の3拍目の音を3の指で押さえると
音が切れてしまうのを防ぐことが出来ます。
エレキベースの場合も基本の指使いをコントラバス型にしておいて3の指をサポート的に使うようにすると左手への負担が減ります。

Ebをルートに持つコード
Exercise81.pdf
1と4の指でオクターブを取りたいので、ポジションが上がります

Abをルートに持つコード
Exercise82.pdf
コントラバスの場合G音までは良いのですが
Abより高い音をE線で押さえようとすると音程的な不安がつきまといますねこの辺たくさん弾いて慣れましょう

Dbをルートに持つコード
Exercise83.pdf
非常に弾きにくいポジションですが、とても良く出てきます

Gbをルートに持つコード
Exercise84.pdf
GbとF#同じに見えて同じなんですが音楽的な意味は違うんですね
フラットが増えるのはここまで

F#をルートに持つコード
Exercise85.pdf
いあ〜〜面倒
しかもシャープがいっぱい

Bをルートに持つコード
Exercise86.pdf
段々シャープがへっていきますよ

Eをルートに持つコード
Exercise87.pdf
コントラバスの方低いポジションで弾ける同じ音に逃げないようにしましょうね。でも使い分けられるように低いポジションでも弾く練習は必要ですね

Aをルートに持つコード
Exercise88.pdf
E線から始めるのと同じように
開放弦からも弾けるようにしましょう

Dをルートに持つコード
Exercise89.pdf

Gをルートに持つコード
Exercise90.pdf
オクターブ上も同じ形で弾けるように練習しておきましょう

Cをルートに持つコード
Exercise91.pdf
ついにシャープがとれましたがアプローチする音にはシャープが当然ついてますけどね

「やっぱ理論が必要かも..」と不安な方!

解らないより知っていた方が
もちろん音楽の幅が広がるのは確か。
僕はこの本で勉強しました!
解説と問題集が一つになっているので
かなりお薦めです。
鍵盤だけでなくギターのフレットボードのイラストで解説してくれるのが本当にありがたいです。

 
 

 

 
 
 


こちらのリンクから各ページに移動できます
HOME

Lesson1

基礎編〜〜メカニカルなベースラインの作り方1(Step1-10)

Step1 音の位置
Step2 ルート
Step3 完全5度の動き
Step4 第5音の把握
Step5 下の第5音1
Step6 下の第5音2
Step7 なめらかな動き
Step8 オクターブ
Step9 リズムパターン
Step10 まとめ

Musician Ear Training Secrets(コールユーブンゲンNo.1〜87) CD-ROM版

情報商材ではありますがこれはおすすめです。特典のmp3をiPod等で聞きながら一緒に歌っているだけでどんどん耳が良くなります。ということは当然コントラバスの音程も段々良くなっていくと言うこと、コールユーブンゲンというモノはおそらく専門家は皆勉強していると思います。つまり楽器以前の音楽の基礎とでも言うべきものなんです。ダウンロード版もあります。
本当にmp3はすばらしいです。ミクちゃんがドレミで全部歌ってくれるバージョーンやピアノバージョンなどがあるんです。もちろんこれだけを聴いていると楽しくも何ともないんですが、シャッフルでの通常の音楽の再生に急織り交ぜておくとこのmp3がほんとうにやくにたちます。急に聞こえてきたピアノが何をやってるのか、すぐにわかるかどうか!ここに意識を持っていくととても勉強になります。

Lesson2

基礎編〜〜メカニカルなベースラインの作り方2(Step1-10)

Step1 減5度の動き1
Step2 減5度を含むコード1
Step3 減5度を含むコード2
Step4 減5度の動き2
Step5 減5度を含むコード3
Step6 減5度を含むコード4
Step7 ルートと第5音で練習曲
Step8 増4度から完全5度への動き(1)
Step9 増4度から完全5度への動き(2)
Step10 まとめ

Lesson3

Step1短7度を使う
以下誠意作成中
しばらくお待ち( ゚д゚)ホスィ…
Step2
Step3
Step4
Step5
Step6
Step7
Step8
Step9
Step10

更新情報

2008.05.31Lesson2Step8追加
2008.05.05Lesson2Step4Step5Step6追加
2008.04.29Lesson1Step10ちょこっと補足
2008.04.29Lesson2 Step3追加
2008.04.29Lesson2 Step2追加
2008.04.29Lesson2 Step1追加

携帯版
http://bassline.m.web.fc2.com/


これでいつの間にか楽譜が読めるように?


ベースライン超入門塾

R-09HR


サウンドハウスでR-09HR
楽天でR-09HR

バンドの練習録音しようと思ったらこれが最高
バンドの正面とか、自分がお客さんだったらどこに座りたいかを考えてそこにR-09HRをセットこれで完ぺき

これまでの機種だとリモコンがなかったので一度録音を始めたら、取りっぱなしにするしかなかったのですが、この機種はリモコンがあります。
自分の場所からリモコンで操作すれば、一曲ずつ別ファイルにできます。練習後に家で大きな一つのファイルをいちいち編集するんじゃなくてただコピーするだけでいいんですよ。
これは決定的ですよね。 楽天
R09-HRなのかR-09HRなのかR-09-HRなのか迷いますね


inserted by FC2 system