第5音に完全5度を持つコードでも減5度を使ってみる(2)
これまでの練習でコードの第5音が完全5度か減5度かの区別は自由に出来るようになったと思います。
ここからの練習では第5音が完全5度のコードで減5度の音を使います
CとGbの関係が減5度音程と呼ばれる物です
ところが今回はCとF#の関係に置き換えて考えます。
CとGbは減5度ですがCとF#は増4度と呼ばれます。
この辺が音楽のめんどくさい所ですね
一つのコードの中にふたつの5度が存在することはあり得ないので
減5度のおとは増4度に置き換えて考えるんです
そのめんどうな増4度のおとから完全5度のおとにアプローチする(つなぐ)練習をしましょう。
簡単に言えば第5音の半音下もつかう・・・とただそれだけのことです。
今回は完全5度で増4度の音を挟みます。
テンポ60〜160くらいで
音名(英語名)を歌いながら練習してみよう
Fをルートに持つコード
ルートとオクターブ上のルートは1と4の指で押さえるのが基本です。
場所によっては4指が連続してきついですが
おとよきれるな!と念じながら弾きましょう
Bbをルートに持つコード
エレキベースの人は2小節目3小節目のF音を3の指に変えるとより滑らかに弾くことが出来ます。
エレキベースの場合も基本の指使いをコントラバス型にしておいて3の指をサポート的に使うようにすると左手への負担が減ります。
Ebをルートに持つコード
1と4の指でオクターブを取りたいので、ポジションが上がります
Abをルートに持つコード
Dbをルートに持つコード
非常に弾きにくいポジションですが、とても良く出てきます
Gbをルートに持つコード
GbとF#同じに見えて同じなんですが音楽的な意味は違うんですね
フラットが増えるのはここまで
F#をルートに持つコード
いあ〜〜面倒
しかもシャープがいっぱい
Bをルートに持つコード
段々シャープがへっていきますよ
Eをルートに持つコード
コントラバスの方低いポジションで弾ける同じ音に逃げないようにしましょうね。でも使い分けられるように低いポジションでも弾く練習は必要ですね
Aをルートに持つコード
E線から始めるのと同じように
開放弦からも弾けるようにしましょう
Dをルートに持つコード
Gをルートに持つコード
オクターブ上も同じ形で弾けるように練習しておきましょう
Cをルートに持つコード
ついにシャープがとれましたがアプローチする音にはシャープが当然ついてますけどね
「やっぱ理論が必要かも..」と不安な方!
解らないより知っていた方が
もちろん音楽の幅が広がるのは確か。
僕はこの本で勉強しました!
解説と問題集が一つになっているので
かなりお薦めです。
鍵盤だけでなくギターのフレットボードのイラストで解説してくれるのが本当にありがたいです。
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