第5音に完全5度を持つコードと減5度を持つコードを判別して曲を弾く
これまでのLesson1とLesson2のStep1~6迄の全ての動きを混ぜ合わせて
曲の練習をしてみましょう
メトロノーム
60ー160
に
合わせて頑張ってみよう
まずはこれ
参考までに音符を全部書いてあります
この譜面の中でdim もしくはm7(b5)と書かれたコードは第5音が減5度です。それ以外のコードは完全5度です
注意深く判別して下さい。
1段目はルートが半音ずつ上がっていますね
このようにルートのアルファベットが順番に上がったり下がったりする場合は4拍目にルート音を持ってくると音が滑らかにつながりコード進行を強調することが出来ます。
エレキベースとかジャズのコントラバスが自由になランニングしている後ろでストリングセクションのコントラバスがルート音の全音符を弾いているようなイメージを想像していただければよいとおもいます。
5小節目と6小節目を見てみると
Ebmaj7のルートはEbであって次のAbmaj7の第5音と共通になっていますこのような場合コードの変わる直前にルートを持ってくるとより滑らかにコードがつながります。次に来るコードの第5音と共通であることが鍵です
Lesson1Step3の1-4の指の動きを思い出してみて下さい
1でルート,4で第5音(完全5度)を取りました
5小節目のEbmaj7のルートを3弦で4の指で押さえてみると
6小節目のAbmaj7のルートを4弦で1の指で押さえることが出来ます
この4指から1指への動きを強進行といいます。(完全5度下降)
コード進行の中にこの動きが出来そうな所を探してみましょう
もちろんEbmaj7のルート音を3弦で1の指で押さえ
Abmaj7のルート音を2弦で1の指で押さえてもおなじように強進行です(完全4度上行)
5-6小節 7-8小節 13-14小節 15-16小節などですね。
譜面の指番号は音の位置関係把握のための指使いです。
つまり位置関係を把握できていれば別の指使いでも全く構いません
書かれている音の丸覚えはしないでくださいね。
常にコードと音の関係を意識して下さい。
空っぽの練習曲
つぎはコードだけの譜面です
これを見ながらルートと第5音でベースラインを作ってみて下さい
プリントアウトして、いろいろご自分で書き込んでみるのもてです。
参考CD
「やっぱ理論が必要かも..」と不安な方!
解らないより知っていた方が
もちろん音楽の幅が広がるのは確か。
僕はこの本で勉強しました!
解説と問題集が一つになっているので
かなりお薦めです。
鍵盤だけでなくギターのフレットボードのイラストで解説してくれるのが本当にありがたいです。
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